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「『フクシマ』の今を見る」

報道センター 川合秀紀

 2012年3月16日から20日まで、福島市といわき市を訪れた。仕事では九州電力を中心にエネルギー問題を担当しているが、東北の現場を見ないまま日々に追われていた。少しでも「現場」に触れようと思ったのが最大の理由だ。
 現地ではNPO団体「花見山を守る会」が主宰するボランティア活動に参加させていただいた。恥ずかしながら、40歳にして初のボランティア。支援物資の仕分けや観光名所の清掃などを3日間手伝った。NPOでは、福島第1原発事故周辺からの避難者が働いており、物資を買い求めに来る多くの避難者とも出会えた。印象に残るのは、原発構内で長年勤務した男性の「原発のおかげで家を建てられたが、原発のせいで全部持って行かれた」というひと言と、そう話すときの自嘲するような苦笑いだ。
 19日には、津波で家々が流されたいわき市の沿岸や、震災被害から2月に再開した「スパリゾート・ハワイアンズ」を訪問。沿岸部で家を改修している最中の人たちや、笑顔で力強い舞いを披露するフラガールたちの姿を間近に見た。なかなか前に進まない厳しい現実と、それでも前を向こうとする人たちの力強さに接することができた。

(2012年3月16日~3月20日)

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