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研修制度

九州の観光地の課題を探る

広告局営業開発チーム 筒井卓也

 西日本新聞社も、韓国や中国など、アジアでの九州観光情報の発信や、九州内での「おもてなし」の意識醸成、受け入れ態勢の構築などに取り組む必要があると考える。自分の目で九州各県の観光資源を再確認して、今後の取り組みの参考とするため、九州の全7県の主要観光地を巡った。
 訪問したのは大分県の由布院、宮崎県の高千穂、鹿児島県の霧島、熊本県の黒川温泉、長崎県の雲仙、佐賀県の嬉野、福岡県の柳川など。それぞれ、場所や魅力など、何となく知ってはいても、自分の目で確認できている場所は九州内といえども多くなく、今回はじめて訪問した観光地も多数あった。今回の研修では、案内やパンフレットに外国語表記があるかどうかなど、韓国や中国などアジアの観光客の視点を意識して視察したことで、多くの発見があった。中でも、九州で最も古い駅舎として知られるJR肥薩線の嘉例川駅(鹿児島県)では、駅前にある1日に10本しかないバス停の時刻表に、英語・中国語・韓国語の表記があったことは驚きであった。
 九州は、グルメや温泉など、観光地として素晴らしい魅力を持っている。国内はもちろん、アジアを中心とした外国人観光客にも十分満足してもらえるものだと思う。しかし、残念ながらまだ受け入れ態勢が整っていないのが現状だろう。外国語表記の案内看板や観光パンフレットの設置は、まだ少ないと感じた。
 観光地で外国人旅行者と日本人観光客が共存できるような配慮も必要だろう。例えば、熊本県の黒川温泉で宿泊した宿の風呂には、英語、韓国語、中国語による「温泉マナー」の表示があった。外国人旅行者のマナーが悪いという批判を耳にすることがあるが、文化の違いによる誤解もある。こうしたマナーに関する表示は、参考にするべきだと感じた。

(2010年10月17日~24日)

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