会社案内

研修制度

観光王国スペインを訪ねて

企画推進部 大塚 秀樹

 福岡が真の「アジアの交流拠点都市」となるために必要なものは何か、を考えようと、観光王国スペインを訪ねた。スペインはアメリカに次ぐ世界第2位の観光国であり、日本の6倍近く国際観光収入がある国なのだ。
 スペインの首都・マドリードの主要観光スポットの表示には、スペイン語、英語と並んで日本語表記もあり、地球の真裏にあるこのスペインで、世界の中ではマイノリティーな日本語に出会えるとは想像もつかなかった。これは、日本人観光客の1日あたりの消費額平均が他外国人観光客の平均消費額のおよそ2.5倍と突出していることから、マドリードを訪れる日本人が年間約13万人(全外国人観光客の3.91%)にすぎないにもかかわらず、マドリード市が日本人観光誘致戦略「プラン・ハポン(日本プロジェクト)」を2005年からスタートした取り組みの一環のようだ。
 バルセロナを歩きまわっている中、最も気になったのが、街頭フラッグ(広告)だ。バルセロナが芸術と文化の街だと言わんばかりに、道路沿いの電柱すべてに街頭フラッグを掲げ、文化イベントや芸術キャンペーンの告知がハイセンスなデザインでPRされているのだ。さりげないが好印象を与える、この効果的な都市ブランドを発信する演出には拍手を送りたい。
 ほかにも、世界遺産都市アビラ、セゴビア、トレド、グラナダなどを回ったのだが、スペイン国内どこに行っても、憩いの場がふんだんにあった。大通り沿いには数百メートルおきに人々が集う広場があり、歩道にはベンチやオープンカフェが並んでおり、非常に歩きやすい街であった。交通網も完備されており、市民、観光客に配慮された交通・観光サービスも整っている。わざわざ地球の真裏から何度行ってもいいと思うくらい、観光客に優しい国であり、街なのだ。
 福岡も観光客に優しい街づくり、魅力あるコンテンツ作りが急務であると強く認識した研修視察であった。

(2010年3月12日~23日)

ヘルプ・総合案内

採用情報

メディア案内

サービス

購読申込み

西日本新聞ネット書店

求人情報 webサクセス