信頼できるママ友「いる」9割
信頼できるママ友が「いる」と答えたママが9割に迫りました。「口が堅い」「うわさや悪口を言わない」というのが、信頼を勝ち得るポイントであり、同時にトラブルを回避するためにも大切なことのようです。「関係が深まった」エピソードからは、子育てという一大事業を支え合って乗り越えるママたちの姿が浮かびます。
問1 信頼できるママ友がいますか?
問2 (はいと答えた方)その人のどんな部分が信頼できますか?
●お互いに、不利になることを他に漏らさないという口の堅さ。子どもも、素直で落ち着いていて、優しいところ。(49歳、女性)
●息子のことをしっかり見てくれていて、私が息子を叱っているときに、「○○くんはこれがしたかったんよねー」「これくらい大丈夫よ」などと優しくフォローしてくれるところ。社会問題を同じ目線で見ているので、本音で話をすることができる。(43歳、女性)
●うちの子もわが子同様に叱ってくれる上に、相談事をしてもごまかさず、しっかり対応してくれるところ。(46歳、女性)
●お互いの距離感を保ちつつ、大人な付き合いができるところ。(52歳、女性)
●決めつけや思い込みをせず、フラットな視点で物事を観察し、意見を持っているところ。(49歳、女性)
●自分の子どもを一番大切にしているが、何かトラブルがあったときには子どもの言い分をうのみにするのではなく、第三者的な目で状況を判断できるところ。(43歳、女性)
●共通点がいくつかあり、そんなに気を使わず気楽にいろいろ話せて的確なアドバイスをもらえるところ。(37歳、女性)
●学生時代からの友人だから。「ママ」という共通点のみの人達は信用できない。(30歳、女性)
問3 ママ友とのトラブルを経験したことがありますか?
問4 (はいと答えた方)トラブルを避けるためには、どんなことが大切だと思いますか?(複数可)
(その他の一例)
●ラインやメールで意見交換する際に、文章のニュアンスで誤解が生まれトラブルになっている人が多い気がする。意見は会話で伝えた方が良い。(53歳、女性)
●ママ友の子どもがトラブルの当事者になったとき、必要以上に共感したり他者を批判したりしない。知らないうちに仲間にされることがある。(43歳、女性)
問5 ママ友との関係が深まったエピソードを教えてください。
●一緒に旅行に行って子育ての悩みを共有したら、みんな悩みがあるんだと分かって安心できたし、仲良くなれた。でもなれ合いになると互いに負担になるので、節度ある距離感を保つことが大事だと思う。(52歳、女性)
●子どもが同じ保育園で仲良くなったママ友が2人いる。年齢も近くて実家は県外、夫が忙しいなど共通点が多く、ママと子どもたちだけで月1回程度、出かけたり、遊んだりしてきた。転勤などで離れても毎年1回は一緒に旅行に行く。子どもたちはいとこに会うような感覚になっている。(38歳、女性)
●注意欠陥多動性障害(ADHD)がある子どもの世話が大変で、ママ友なんていなくてもいいと思っていた。でも子どもが小学生になった頃、習い事で一緒になったお母さんと話す機会が増えた。同じ頃に家庭環境で悩み、離婚も経験し励まし合った。今も「元気かな」と思う頃に連絡が来る程度だが、どこかつながっている感じがする。(37歳、女性)
●うちの子は気持ちを伝えるのが苦手で、小学生の頃によく授業を炎上させたが、そのたびに先生や級友がしっかり関わってくれた。6年生最後の保護者懇談会で、私が感謝を伝えると、他のお母さんたちは涙顔に。「みんなで問題の解決策を考える機会をいただけて、こちらこそ感謝している」との言葉もいただいた。私は涙が止まらなくなった。ご縁を大切にしたいと思った。(51歳、女性)
●PTA役員や子ども会役員などを引き受けた際、行事の準備や会議は大変だったが、みんな自分ができる事を積極的に探して、一緒に乗り切ったこと。「ああ、このメンバーでやってきてよかった~」と実感でき、互いの仲も深まった。(53歳、女性)