アンケート

動機付けに「叱咤激励」3割弱

 「ウチの子、いつになったら勉強する気になるんだろう」。子どものやる気をどう引き出すかは、多くの親の悩みですよね。子育てアンケート(2019年6月21日~7月7日実施、147件回答)の結果、皆さんの悩みや苦労が浮かび上がりました。

問1 子どものやる気を引き出すため、あなたは「褒める派」ですか「叱咤(しった)激励派」ですか?

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問2 それはなぜですか。

「褒める派」
●「褒める派」というよりは「認める派」。結果ではなく頑張ったプロセスを認める。(41歳、女性)
●褒めると喜ぶ子どもの顔が私の心を幸せにしてくれる。(45歳、女性)
●子どもの自己肯定感を高めるため。自分だったら褒めてほしいから。(36歳、女性)
●私が子どもの頃、いくら頑張っても「当然」という感じで褒めてもらった記憶がない。自分の子どもは思い切り褒めたい。(46歳、女性)
●「親がわが子を信じなくてどうする!」という考えです。勉強だけでなく、友達や先生とのトラブルでも子どもの味方です。もちろん、客観的な目は忘れてませんが。(48歳、女性)
●私でも褒められた方がやる気が出るから。(43歳、女性)
●「やりたくない」という子どもの気持ちを認めつつも、やらなかったら予想される結果を伝える。私もやりたくない時に上から目線で言われたくないので。(42歳、女性)
 「叱咤激励派」
●褒めると有頂天になりやすい子なので。(35歳、女性)
●子どもの性格によって変えています。負けず嫌いな上は叱咤激励。甘えん坊な下は褒める。(43歳、女性)
●頑張ればできないことができるようになるということを分かってほしいから。(34歳、女性)
●褒めたいと思っても、ダメなところが先に目についてしまうため。(45歳、女性)

問3 小学生に1000円ぐらいの物をご褒美にして、やる気を引き出すことに賛成ですか、反対ですか?

わが子の叱り方問3グラフ.jpg

問4 子どものやる気を引き出すためにどんなことを心掛けていますか?

●「やりなさい」ではなく「一緒に頑張ろう」という姿勢を見せる。(38歳、女性)
●子どもが頑張る時には親も頑張る。宿題や学習をしているときには、同じ場所で洗濯物をたたんだり、仕事をしたりする。(37歳、女性)
●頑張ったら、その成果を想像させる。ご褒美を与えると、ご褒美がないと頑張らなくなりそう。(43歳、女性)
●なぜやらなくてはいけないのかを理解してもらえるよう努めています。(40歳、女性)
●わざと子どもに聞こえるように「ウチの子、テストの点数が良かったのよ!」と第三者に話す。(42歳、女性)
●他と比べない。その子の頑張りを褒める。(40歳、女性)
●競争心のある子ではないので、手が届きそうな目標を設定して、コツコツこなすようにしています。(47歳、男性)
●自分自身も一緒になって取り組みます。100マス計算は子どもと競争しながら楽しんでいます。(41歳、女性)
●ご褒美を目標にして、頑張ることを覚えさせている。(39歳、女性)
●頑張りを褒めて、後から楽しい企画やご褒美になるようなことをするよう心掛けている。(42歳、女性)
●目標が見えるとやる気が出るので、目標をはっきり決めるようアドバイスしている。(45歳、女性)